昨年もずっと続いていたサラ副大統領に対する弾劾裁判ですが、その後治水対策事業の大規模な汚職が発覚し、マルコス大統領自体も関与があると言われている状況で、機密費の使い方うんぬんの弾劾裁判を、今年は続けないだろうと考えられていました。ところが、同じネタで連続して断崖裁判を行えないという裁判所の裁定が出たため、半年間のクールダウンをあけて、マルコス大統領のシンパたちが、再び同じネタでサラ副大統領に対して弾劾裁判を起こしています。さすがに、これに対してはサラ副大統領もキレて、マルコス大統領への殺害予告とも取れる発言をおこなったというのが、今回の事件です。ただ、記事を読んでも、サラ副大統領がマルコス大統領を殺すと発言したというのが、何を根拠にしているのかはっきり示されていません。根拠として提示したのは、父親のドゥテルテ元大統領の映像のようですし・・・。
サラ副大統領によるマルコス大統領殺害の脅迫は国民の信頼を裏切るものであり、危害をもたらすものだ ― ソロンズ
サラ・ドゥテルテ副大統領によるフェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領らへの殺害脅迫は、彼女の発言が現実の危害につながる可能性があるため、彼女に対する3件目の弾劾訴追は実質的十分性を持つと、下院司法委員会の委員らは火曜日に述べた。
殺害されたロエル・デガモ・ネグロス・オリエンタル州知事の未亡人である、ネグロス・オリエンタル第2選挙区選出のジャニス・デガモ下院議員は、下院司法委員会による副大統領に対する弾劾訴追の実質的十分性に関する審議で、この主張を行った議員の一人である。
公聴会では、ドゥテルテ大統領が既に大統領、リザ・マルコス大統領夫人、そして当時のマーティン・ロムアルデス下院議長を殺害するために暗殺者を雇ったと語るビデオも上映された。
「すでに誰かと話しました。もし私が殺されたら、BBM、リザ・アラネタ、そしてマルティン・ロムアルデスを殺せと。冗談じゃない。彼らを殺すまで止めるなと言ったら、彼はイエスと言ったんです」と副大統領はビデオの中で語った。
フィリピン人の反応

前提は「もし彼女が殺されたら」だったのですが、彼らは自分たちの都合の良いように聞こえるように発言を削ぎ落とし続けています。事実上、彼女の発言は彼女自身を守るためになされたのです。

サラ副大統領の弾劾は、確固たる法的根拠に基づくべきである。条件付き指令に基づくべきではない。解釈において「IF条項」を無視すべきではない。

死者からの脅迫、それは脅迫ですか?☺️☺️

脅迫は、彼女が先に殺されるという条件で行われた。

よく言ったが、「犯罪が脅迫に該当するには、要件を満たす必要がある」
刑法(RPC)第282条では、重大な脅迫とは、犯罪に相当する不法行為を行うと他人を脅迫した場合に成立する。
しかし、その不法行為が成立するのは、サラ副大統領がボンボン大統領に殺害された場合のみである……
誓約した者が既に死んでいるのに、脅迫が現実的と言えるだろうか?
脅迫と呼べるようなものではなく、誰かに対する厳重な報復警告に過ぎない。

確かに、スーツケースの受取人、麻薬の売人、その他の犯罪者にとって「危険」となります。犯罪者にとっての「危険」は必要です。それは彼らの犯罪行為に対する抑止力となり、法を遵守する市民に平和で安全な環境を提供します。

それでも、副大統領の信頼度は最も高い。私も副大統領を信頼している。

彼女は「もし私を殺したら?」って言ったの。だからそう言ったのよ。理由もなくそんなことは言ったことないの?

ここでの疑問は…墓からの脅迫は犯罪なのか?よく考えてみてください!

サラがマルコスを殺すと脅すだけでは、サラが殺されるという条件があるため、弾劾には不十分だと私は考えています。

本当の国民に、副大統領を信頼していないかどうか聞いてみろ。新聞紙面からではなく…。

彼女が殺されれば、実際に危害が及ぶ。彼女が殺されなければ、脅威は何も起こらない。
まとめ
何と、発言を切り抜きしてサラ副大統領へのヘイトを煽る記事だったのですね。フィリピンのマスメディアABS-CBNは、親マルコスで有名ですが、実は本ニュースサイトのGMAもABS-CBN系列なのだそうです。最近、フィリピン人から聞いて知ったことです。なので、マルコス大統領とサラ副大統領の争いに関しては、メディアの名前を確認して読む必要がありますね。
