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月旅行をテーマにしたアート映画「月でヨーヨー」

世界的に名を知られているドキュメンタリー映画監督、キドラット・タヒミックさんの2本目の作品です。とは言え、この時代は、子供と一緒に、趣味でホームビデオを撮っていたのだろうなという作風です。アポロ宇宙船が、月面に着陸した偉業(1969年)に大...
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歴代フィリピン映画最悪ヒロイン誕生「As If It’s True」

私もすでに300本近くフィリピン映画を見てきて、その中にはロクでもないヒロインが登場する作品もありましたが、本作のヒロインがワーストです。自分ならば、すぐに怒って帰ること間違いないほど腹立たしい女です。本作の内容は、落ち目の配信者の女が、売...
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ふんどしをテーマに、日本とフィリピンの文化交流を描く「フィリピンふんどし日本の夏」

フィリピンを代表する映画監督の1人に、キドラット・タヒミック監督がいるのですが、この監督もラヴ・ディアス監督と同様に、商業性がほとんどないため、その作品がDVD化されたり、配信されることがありません。映画祭でしか、作品を見ることができない監...
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2024年公開のフィリピン映画で最大の話題作「Sunshine」

本作は2024年に公開されたフィリピン映画の中で最も話題になった作品です。さまざまな国際的な映画祭でも上映され、日本では2025年夏の大阪アジアン映画祭でも上映されています。その話題作が、2025年11月に早くもNetflixに登場しました...
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子供を救うために元彼女と夫のセックス認める夫婦の物語「One More Try」

これは面白いアイデアの作品でした。「倫理的に、医学的にどうよ」という設定はありますが、それさえ目をつむれば、優れたアイデアによる構成から、誰が悪いわけでもないのに悲劇へと転じ、最後に涙涙のハッピーエンドになる流れが完璧でした。内容としては、...
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重い病気と闘う2人の若者の姿を爽やかに描く「Chances Are, You and I」

タイトルやポスター写真からは、恋愛ものという印象ですが、意外にも病気ものでした。主人公の2人の男女は、いずれも脳腫瘍を患っており、しかも同じ交通事故で親を亡くしています。そんな境遇のため、男は悲観的な人生観を持ち、女は人生に希望を見出してい...
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フィリピンでは珍しい自転車ロードムービー「Requited」

フィリピンでは、自転車はメジャーな乗り物ではありません。交通マナーなどないような国ですし、都会ではジプニーやトライシクルがたくさん止まっているので自転車が走るスペースがありません。田舎にいけば、舗装もちゃんとしていないところがたくさんありま...
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フィリピン版・笑うセールスマン「Buy Now, Die Later」

本作は、フィリピン版の「世にも奇妙な物語」、あるいは「笑うセールスマン」と言えば、すべて説明できてしまう作品です。5人の登場人物が、それぞれ、奇妙なマジックアイテムの店で、自分の問題を解決するためのアイテムを買います。その時に、購入者が守ら...
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フィリピンの田舎に水道を引く日本の団体の物語「セカイイチオイシイ水 マロンパティの涙」

本作は、日本のNGOがフィリピンのパナイ島で水道を引く事業を行った実話をもとに作られた作品です。大学生がスタディツアーで、現地の様子を知り、知らなかったことを知るという構成になっており、若い人には意味のある作品だと思います。しかし、フィリピ...
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フィリピン映画史上最高傑作と名高い作品「奇跡の女/Himala」

フィリピン映画史上最高傑作と呼ばれているのは、実は、ブリランテ・メンドーサ監督やラヴ・ディアス監督の国際的に大きな賞を受賞した作品ではなく、本作であることが多いです。1982年公開の作品で、田舎の娘が聖母を見たことを機に、癒しの力を手に入れ...
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40年前のマニラ。騙されて売春宿で働かされる3人の田舎娘の運命は?「White Slavery」

本作は、フィリピン映画初期の巨匠、リノ・ブロッカ監督の作品です。やはり、巨匠と呼ばれる人の作品はどこか違いますね。どのシーンにもだらけた感じがなく、緊張感で引き締まっています。内容としては、田舎から3人の娘が、ウエイトレスとして働くという話...
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香港で手作りの美人コンテストを開催するフィリピン人のドキュメンタリー「Sunday Beauty Queen」

本作は感動的なドキュメンタリー映画でした。長い歴史を持つマニラ映画祭で、はじめて上映されたドキュメンタリー映画でもあります。内容としては、フィリピン人が大好きな美人コンテストの話ですが、それを香港で、出稼ぎ家政婦さんたちが、自分たちの手作り...
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バイク2人乗り強盗を生業とする兄弟の物語「Tandem」

今年の前半、日本人をおそれさせたバイクに乗った拳銃強盗をテーマにした作品です。その後、夜22時以降は、バイク2人乗りを禁止することも検討されたほど、フィリピンでは社会問題となっています。フィリピンの場合、バイクの数が多いですし、ナンバープレ...
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フィリピン人は母親の熟年恋愛には否定的「Mommy Issues」

フィリピン映画で多いジャンルではありませんが、子育てを終えた母親の恋愛を描いたものがあります。この場合、いつも家族から大反対を受け、特に娘が強く反発します。母親には、ずっと母親でいて欲しいという気持ちがあるようで、恋愛にうつつをぬかす母親な...
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4人の男がつくった妄想の女なのか?「視床下部すべてで、好き/Gusto kita with all my hypothalamus」

本作は、2019年の大阪アジアン映画祭で上映されたことがあるので、日本語タイトルを持っています。良くある勝手につけた無茶な邦題かと思いましたが、オリジナルのタイトルもほぼ同じ表現ですね。タイトルから若い女性のラブストーリーという印象ですが、...
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AJ Ravalさん出演のマイナー作品を見てみよう「Crush kong curly」

先日、AJ Ravalさんが5人の子持ちだったというニュースを翻訳した影響で(下記リンク参照)、彼女の作品を見たくなり、日本語字幕がついたことのないマイナー作品を見てみました。VIVA Filmsの制作なので、当然セクシー系ではあるのですが...
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新作フィリピンホラーが、日本語吹き替えで様々なプラットフォームに登場「鬼哭 忌まわしき地」

本作は、2025年11月12日に配信開始されたばかりのフィリピンホラー映画です。まだレンタル作品ではありますが、AmazonやU-NEXT、DMM TV、Rakuten TVなど様々なプラットフォームから配信されており、驚くべきことに日本語...
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若い4人の司祭見習いは、悪魔の誘惑に打ち勝てるのか?「Seklusyon」

カソリックの司祭になるためのプロセスがわからないのですが、他のフィリピン映画などから、司祭になるには神学校に通ったのち、半年程度の世間から隔離される期間を経て、宣教師になってキャリアをスタートするようです。本作のタイトルの「Seklusyo...
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悪霊と人間のどちらが恐ろしいか?「Lila」

フィリピンほどたくさんホラー映画を作っている国だと、単純に悪霊が人間を怖がらせるというパターンでは飽き足らず、むしろ悪霊の方が主人公を、おそろしい人間から守っていたという作品もひとつの定番になっています。ネタバレになってしまいますが、本作は...
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フィリピンでは珍しい法廷ドラマ「Guilty Pleasure」

フィリピン映画をそれなりに見てきましたが、初めて弁護士を主人公とした法廷ドラマを見ました。フィリピン映画における法廷シーンが、貧乏な者、力なき者が、えん罪を着せられる場所でしかないですからね。しかも、女性弁護士を主人公にして、不同意性交をテ...