本ブログで最初に紹介したいのは、 「出会いと別れと、その間のすべて」です。この映画は私がフィリピンに滞在していたあいだ(2022年から2023年時点)では、歴代セールスNo.1だった映画です。フィリピン人に「フィリピン映画を見ているよ」と言って「何を見ているの?」と聞かれたときに、これを答えておけば、ほぼ誰でも聞いたことくらいはある、「おっ、わかってるね」と思わせることができる間違いない映画だと思います。香港に出稼ぎに出ている若い2人のフィリピン人が出会い、愛し合い、お別れするというタイトル通りのお話です。海外で出稼ぎしている若いフィリピン人は、こんな感じで生活しているんだということが想像できる映画です。ちなみに、私は現時点ではまだ見ていないのですが、2024年に「ハロー、ラブ、アゲイン」という本作の続編が出ており、現時点でのフィリピン映画史上最高の売り上げを記録しています。こちらも見ておくべき映画だと思います。
香港が舞台だからかもしれませんが、ウォン・カーウァイの「恋する惑星」を思い出させる雰囲気でなんですよね。フィリピン映画をある程度みるようになって、この作品を見て「フィリピン映画もこんなにポップなんだ!」と見続けるきっかけになった映画です。たぶんですが、フィリピンの映画の歴史の中でも転換期になった作品なんじゃないかと思います。
作品情報
オリジナルタイトル:Hello, Love, Goodbye
公開年 2019年
監督 Cathy Garcia-Molina (The Hows of Us)(ハロー、ラブ、アゲイン)
主なキャスト Kathryn Bernardo (The Hows of Us)(ハロー、ラブ、アゲイン) (A Very Good Girl)
Alden Richards (ハロー、ラブ、アゲイン)
Maymay Entrata
視聴可能メディア Amazon Prime Video (レンタル)
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