
フィリピンの観光地におけるパラワン島の位置づけとアクセス
フィリピン最後の秘境と呼ばれるパラワン島に行ったときの経験を記事します。パラワンへの観光と言えば、州都のプエルト・プリンセサか、コロン、エルニドの3か所が候補になると思います。今回、私が訪れたのはエルニドです。私がエルニドを訪れた2023年年末は、マニラからAIR SWIFTという小さな航空会社一択でしたが、AIR SWIFTはCebu Pacificに統合されたようです。金額はシーズンによって変わりますが、ハイシーズンを外せば3万円もあればマニラから往復できます。私が行ったときはAIR SWIFTの小さなプロペラ機だったので60席しかなかっため、席が早くなくなってしまうことが問題でした。今もそんなに大きな飛行機は飛んでないんじゃないでしょうか。

パラワン島でのアクティビティ
初日に、アイランドホッピングにトライしましたが、これが大変です。シュノーケリングツアーとボートツアーがあり、海に入らないつもりでボートツアーに申し込んだのですが、シュノーケリングツアーとの違いはシュノーケリングセットを渡されないことのみ。普通の服で行ったのに、「お前の船はあれだ」と沖合の船を指さされました。1つだけ、浮桟橋もあるのですが、同時刻に発つ船が多すぎて、みんな沖合の船まで泳いでいかなければなりません。そのあたりに、防水バッグを売っている人がたくさんいるので、それを買って船まで泳いでいきました。どうしても泳げない、足が不自由らしい人は大きなフロートマットに乗せられて運ばれていました。

また、島に着くと船から海岸までも泳いでいくことになります。私は、何度も船と岸を往復しているうちに、バックの中に水が入ってしまい、携帯とWifiルーターをダメにしてしまいました。なのでたくさん撮った写真のほとんどが読み込めなくなってしまいました。幸いフィリピンのsimを入れているもう一つのスマホからアクセスできて、数枚の写真を救出することができましたが、ほとんどが失われてしまいました。もっと綺麗な写真があったのに、ここに乗せることができず残念です。ツアーも船のエンジンベルトが切れてしまい、修理のため適当な島に置き去りにされたりと、あらゆる意味でフィリピンらしいツアーでした。

翌日はスクーターを借りて滝やまだ行ってないビーチを散策しました。国際免許を取ってないなとか、日本の免許でもいいのだろうか?とか色々心配しましたが、パスポートで名前を確認されるだけで、あっさりスクーターは借りられます。法的にはどうなんでしょうか??近年になって、ようやくマニラでは、無免許運転の取り締まりを始めたとか、地方では免許なんていらないとも聞いたことがあるので、パラワンくらい田舎になると免許が必要という発想もないのかもしれませんね。もっと色々行く予定だったのですが、途中雨が降ったり、舗装道路がなくなったりして、あまり散策範囲を広げることはできませんでした。しかし、念願の滝壺で泳ぐことがかなえられて満足です。ビーチは波が高くサーフィンなどにも良さそうです。観光客は、アジア人が少なく、ほとんどが西洋人とフィリピン人です。


(無人島に放置される我々)
熱帯低気圧に注意
私は直接影響を受けなかったのですが、私がマニラに帰る前日は、パラワン島の近くに熱帯低気圧が発生したとこのとで、エルニドからマニラ行きのフライトが全てキャンセルになってしまいました。エルニドからマニラに行くフライトは1日1便しかなく、その日に帰る予定だった人たちは大変そうでした。航空会社に連絡しても繋がらず、ネット上に情報も出ないので、みなさん途方に暮れていました。エルニドからバスで5時間くらいかかる州都プエルト・プリンセサからは大きな飛行機が飛んでいるので、少々の熱帯低気圧でも飛ぶことができることがわかり、みなさん大きな荷物を抱えてプエルト・プリンセサに旅立っていきました。パラワン旅行をおすすめするつもりで書き始めた記事ですが、あんまりおすすめしないような記事になってしまいました。でも綺麗ですよ。スマホが水没して、その綺麗な風景を映した写真の大半がなくなってしまったのが痛手ですが。あと、フィリピンにしては治安が良いところも良いです。
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