
誰もがミスユニバースの名前を聞いたことはあるでしょうが、見に行ったという人はほとんどいないんじゃないでしょうか?今回は、ミスユニバース・フィリピンを見に行った経験について書きます。とにかく待ち時間が長い!長い長い司会のあと、アイドルが歌を歌って、女性たちが現れたのは、始まって1時間半経ってからです。38人の候補者が個人ウォーキング、全体ウォーキングをしたら(20分)、18人にしぼられます。また長い司会が始まり、スポンサーのCMを見せられ(30分!)、18人が水着になってウォーキング(10分)、その後、再びアイドルの歌があったり、延々同じCMを見せられ(またも30分!)、18人が10人にしぼられました。3時間以上見てましたが、女性たちがステージにいるのは30分くらいで、あとはひたすら待ち時間。関係ないアイドルのパフォーマンスを見たり、スポンサーのCMを見せられ続けます。その日別の用事を済ましてから来たこともあり、疲れ果ててしまって、10人に絞られた段階でギブアップしてしまいました。

こんなグダグダ進行にも関わらず、それなりに盛り上がっていたのは、自分たちの出身地の女の子を応援しているためです。お客さんが持っているプラカードには、女の子の名前ではなく、都市の名前が書かれており、人数をしぼるときに呼ばれるのも都市の名前です。みんなおらが街の美人を応援するという形なんですね。日本のように、秋田美人、博多美人みたいな典型的な美人顔があるというより、その人にアフリカ系、ヨーロッパ系、インド系、中国系のどの血が多く流れているかで顔つきは決まるように見えますし、選考もそれが片寄らないように人数を減らしていっているように見えました。38人の候補より、そのへんの飲み屋の方が綺麗な人いるのにと、誰もが思うような感想を持ちました。

