フィリピンでボクシングの試合を見てみよう!

フィリピンと言えば、マニー・パッキャオを生んだ国ですから、ボクシングについては非常に熱い国で、私もずっと行きたいと思っていたのです。そして滞在中に、念願のフィリピンでのボクシング観戦を果たしました。しかもWBO世界タイトルマッチです。メインイベントのカシメロは日本でもお馴染みですし、井上尚弥がいる階級のスーパーバンタム級ですから、注目度大ですね!(見に行った時は、まだカシメロは注目される立場にあったのですが、今はもう全然ダメですね)

そのせいかプロモーターは日本の会社で、タイトルマッチに、日比対決を3試合、その前にフィリピン主宰の3試合という構成でした。しかし、チケットサイトにもそんな情報は当然なく、メインイベントしか書いてない。なんと6時間半もあり、空腹で倒れるかと思いました

会場は、なんと日系巨大ホテルの「オカダマニラ」。カジノで有名なホテルです。日本だと後楽園ホールや地方の体育館ですが、フィリピンだと観光ホテルで行うのが普通なのでしょうか?それとも日系プロモータだったからでしょうか?ちなみにオンラインチケットは日本のサイトでしか扱ってなくて、普通席1万円(円建てのみ!)、ビュッフェ付きリングサイド席は4万円でした。当然、普通席で見ました。

本当はフィリピンのローカルマッチを見に行きたかったのですが、結構調べていたのですが、そのような情報に行き当たることはありませんでした。フィリピン国内ランキングレベルの試合だと、どうせ知り合いしか来ないだろうという感じなのでしょうか?

日比対決は1勝1敗1分け。勝てる試合を落とし、絶対負けると思った試合で引き分けることができました。この日は、ベテラン井上(別の井上)の超接近戦で力を発揮できず引き分けました。そして、注目すべきは、これまで10戦10勝10KOのミンドロ。これは物が違いますね。近々ベルトを巻くでしょう。メインイベントはカシメロの判定勝ち。強いのか弱いのかよくわからない試合でした。打たれてはいましたが、後半強いパンチを入れてはいました。カシメロに限らず、フィリピン人ボクサーは相手以上に顔面に被弾しますが、倒れるどころかふらつきもしませんね。あんまり避けないぶん、後半に体力も残っているのかなと思いました。

そう言えば、ダバオで公園に入るときに、警備員から「ダメだ入れない」というので、「どうして入れないんだ」と聞いたところ「オンリー、ボクシング」と答えます。そこで「自分は日本から来たので、ボクシングには興味あるので行きたい」と言ったら入れてくれました。ところが、どれだけ探してもそれらしいところがありません。中ではテントでコロナワクチンをうっているのが見つかっただけでした。そこで気づいてしまったのです。「ボクシング」は「バクサン(ワクチン)」がなまっているだけだったと。フィリピンの英語発音は地方によってかなり違いますし、都会以外では案外英語が通じないので、こういうことはよくありますね。

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