
日本では野球とサッカーが人気ですがフィリピンでは何と言ってもバスケットボールです。この試合を見に行った時期には、サッカーのワールドカップをやっていましたが、多くのフィリピン人はサッカーのワールドカップというものさえ知らないんじゃないでしょうか。観戦するスポーツと言えば、圧倒的にバスケ、一部のおじさんがボクシングを好んで見ます。経験したスポーツでは、バトミントンという人が多いですね。

後でわかったことですが、このバスケの試合はプロリーグの試合ではなく、大学のバスケチームの試合でした。大学リーグのバスケだったから安かったのかもしれませんがチケットは、一番良い席で1000円。庶民に愛される感じがしますね。自分は600円くらいの席を買いましたが、システムが相変わらずダメダメで、1万人は入ろうかというアリーナなのに、会場のチケットカウンターでE-mailのバウチャーを紙のチケットに替えなければなりません。1時間前に到着していましたが、チケットに交換する行列が全く進まない。窓口の処理スピードは日本の3分の1ですから、この数をこなすのは不可能です。ちなみにチケットを買うのも大変でチケットサイトは頻繁にサーバーダウンしますし、チケットサイトが動いても決済サイトがダウンするので、チケットを取るだけで数日はかかります。30分待ったところで馬鹿馬鹿しくなってダフ屋から1000円のチケットを2500円で買って入りました。会場に入ってた人は2,3時間前には来ていたのでしょう。時間の感覚が違い過ぎるので、日本から見に行く人は最初からダフ屋で買うつもりで行くというのもありだと思います。(その後電子チケットのシステムに変更されたと聞きました)
チケットはここで買えます。スポーツ観戦以外のイベントもあるので頻繁にチェックするのが良いと思います。


選手達の平均身長は180cmないくらいでしょうか。外国人選手らしい人が2人ずついますが、彼らもそれほど大きくありません。190cmはないんじゃないかな。外国人も少なく、出てない時間も多いですし、彼らは基本ゴール下なので、フィリピン人選手たちのしのぎ合いを見ることができます。大学のバスケなので、そんなに強くはありませんが、会場は満員に埋まります。とにかく応援が凄くて、観客の盛り上がりは凄かったです。会場では、一番上の階の席に、太鼓を使った応援団がおり、日本の野球みたいな応援をします。アメリカで一度NBAを見たことがあるのですが、応援団はいなかった気がします。応援の熱気は、日本とアメリカと比べても、フィリピンが一番熱かったです。
試合が終わってもSM Malll of Asiaなのでいっぱい車も止まっているので帰るのも楽ですし、少しモールでご飯を食べていくのも良いですね。マニラの場合、中心部からモノレールでだいぶ行ったところにアリーナがあると聞いています。行ったことはないのですが、アクセスが悪いこと、あんまり治安が良い場所ではないことから、ちょっと躊躇してしまいますね。