フィリピンのアクション映画では人はほとんど死ぬ「ネバー・ダイ」

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タイトルは「ネバー・ダイ」ですが、とにかく人が死にまくります。実際のフィリピンもハードなバイオレンス社会ですから、これがフィリピンらしいです。そもそも、フィリピン映画はラブロマンスとコメディ以外は、死ぬ人数が半端ない映画ばかりですからね。日本人的な感覚で「この人は死なないだろう」と望みをかけながら見ていた登場人物もどんどん死んでいきます。また、堅気の登場人物もしっかりとどめをさします。主人公側は巻き込まれた側で、良い人だから人を殺したりはしない、などという表面的な道徳観はありません。死ぬか殺すかです。覚悟して見ましょう。ちなみに、英語タイトルは「We Will Not Die Tonight」です。5人全員が生還できそうなタイトルですが・・・。

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ストーリー

(ネタバレはありますが、ストーリーはそんなに重要ではありません)主人公は女性のスタントマン。スタントウーマンと呼ぶのでしょうか?演技が古すぎるとダメ出しされ、約束された給料がもらえません。お金に困っていたところ、昔の仲間から声がかかり、一獲千金を目指して仲間5人が集まります。この仲間が何の仲間なのかは、描写も説明もないのですが、どうやらドラッグの運搬くらいには手を染めていたことが会話の中から推測されます。

その一獲千金の仕事ですが、紹介先に行って話を聞いたところ、何と臓器売買のためにストリートチルドレンをさらってくることでした。そもそも、そんな初めて会う人に、臓器を取り出すところなんて見せるなよ、どんだけ警戒心がないんだという感じですが、これには5人もドン引き。やってられないと帰ろうとしたところを襲われ、そこから追われることになります。この生き延びるための殺し合いが、この映画のすべてで、最後まで続きます。

そもそも、仕事をちゃんと話さず、アジトに来させて決定的な現場を見せてから、仕事の話をするというのがバカすぎます。5人も5人です。マニラで、一獲千金なんてやばい仕事しかありません。こんな仕事をとってきたリーダー格の男も悪いですが、ついてきた4人にも同情できませんねぇ。

出演者情報

一番目立っていた主演女優のErich Gonzalesは、テレビを中心に出演している女優のようです。たまに映画に出ては主演を演じているので、かなり大御所の女優のようです。彼女が出ている映画は、海外に輸出されるような映画ではなさそうなので、本作でしか見ることができないかもしれません。

監督のLRichard Somesも、どちらかと言えばテレビドラマを中心に活躍している監督さんです。テレビだとこんな残酷アクションは撮れないでしょうから、普段の作風はどんな感じなんでしょうね。

作品情報

オリジナルタイトル:We Will Not Die Tonight

公開年 2018年

監督 LRichard Somes

主なキャスト Erich Gonzales

Alex Medina

Thou Reyes

視聴可能メディア U-NEXT(見放題)(日本語字幕)

Amazon Prime Video、Rakuten TV(レンタル)

作品トレイラー

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