移動遊園地は、女たちを沼に引きずり込む「美しき従姉妹 背徳のセックス」

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これは面白いセクシー映画でした。移動遊園地の社長が、女を沼に引きずり込んでいく手口が巧みです。結局はやむにやまれぬ事情で破綻するのですが、純愛もあるので、最後までどちらに転がっていくのか、誰が救われるのかわからないシナリオも良くできています。また、従姉妹の1人が口がきけないという設定なのですが、それも非常に活きていて、ストーリーに深みと予測不可能性を与えていて良かったです。メインの女優2人も美人なので(下の写真ではあまり綺麗に見えませんが、実際はもっと綺麗です)、セクシー映画としても出来が良い作品です。オリジナルタイトルの「Punit na langit」は、「引き裂かれた空」という意味らしいです。

(Photo cited from IMDb)

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「美しき従姉妹 背徳のセックス」のストーリー

かなりの田舎に若い女性2人が住んでいます。彼女らは、両親を亡くしたのち一緒に住んでいる従姉妹です。年上のジョサは、事故の影響で喋ることができません。聞くことは可能で、読み書きも問題ありません。家でミシンを使う仕事をしています。妹分のクローディアは、高校を卒業したばかりです。マニラの大学から合格通知が届き、2人で都会に出ようと、大興奮しています。

ある日、市場の近くに、移動遊園地がやってきました。久しぶりの娯楽に、2人は大興奮です。移動遊園地と言っても、見世物小屋のようなものもあり、「人魚やヘビ女が見られる」と仰々しく、看板がかかっていたりします。この辺のセンスは、日本と同じなんですね~。お金がない2人は、見て楽しんでいたのですが、若い男がただで乗り物に乗せてくれました。その際に、男のシャツが破れてしまい、翌日シャツを持ってきてもらえば、治してあげるという話になりました。

翌日、若い男(ディエゴ)が家にあらわれました。彼は、最初からジョサに好意を持っており、あっという間に2人は仲良くなりました。そして、数回のデートののち、2人は男女の仲になりました。

一方で、クローディアは移動遊園地の社長に声をかけられます。社長は、ものをあげたり、遊園地で遊ばしてあげることで彼女に取り入りました。また、クローディアが奨学金を得られないことがわかり、絶望していたところに、仕事やマニラでの家を貸してあげるといって、ついには彼女の肉体を手に入れます。

クローディアは、移動遊園地でレジ係として働くことになりましたが、他の女たちから、「レジ係として働いた女はこれまでたくさんいたのよ」と釘を刺されます。ヘビを身体に巻き付けて、ヘビ女を演じている女は、クローディアと同じように、社長に声を掛けられレジ係として採用され、飽きられてヘビ女になったと言うのです。

その夜、社長はクローディアにもっと稼ぐために、客を取るよう提案します。彼女は怒りますが、昨夜の行為をが動画に撮られており、ばら撒かれたくなければ、客を取れ、お金はちゃんと稼がしてやると言われて、彼女もそれに従うこととなりました。

それからは、徐々にやさぐれているクローディアですが、ジョサとディエゴの関係は順調です。2人のあいだには愛がありました。

(ネタバレ)しかし、社長の提案は非常に意地悪なものでした。動画を消してやることを条件に、もっと頑張ることを約束させられたクローディアは、ディエゴを含む3人の男たちの相手をさせられることになったのです。社長に命じられて困惑の表情を浮かべるも、指示に従うディエゴにクローディアは絶望します。

そんな頼りないディエゴには、ジョサはあげられないと、クローディアは2人の仲を引き裂こうとします。それで大喧嘩になり、結局、クローディアは、全てをジョサに打ち明けました。その時は、泣きわめくだけのジョサでしたが、翌日、何を思ったのか、自ら社長の元を訪れ、稼がして欲しいと訴えます。社長は、ジョサにも以前から興味を持っていたので大喜びです。さっそく、ジョサの味見を行います。その際に、ジョサは社長に執拗に酒を飲ませていました。ついに、ジョサも抱けると思った社長は、飲まないわけにもいきません。事がおわって、帰宅したジョサは、家に戻り、いろんなものを持ち出し、再び遊園地に向かいます。そして、男の団員が寝ている場所に油をまき、火をつけ始めました。また、社長の元で寝ていたクローディアを起こし、社長のテントにも油をまいたのち火を放ちました。その際に、社長の金を奪いました。社長は気づいて2人を追うのですが、酔いが回っていたため、2人に撃退されました。

火の海となった遊園地から逃げる2人ですが、ジョサは、「私が残れば、あなたは警察に追われないから」と言って、クローディアだけをマニラに逃がそうとします。ところが、ジョサをバスに押し込んだのは、サーカスのヘビ女でした。ヘビ女は、警察に「バスに乗った人に犯人はいない」と証言します。2人はバスの中であたらしい生活を夢見ます。そしてエンディングです。

伝わったかどうかわかりませんが、非常にシナリオが良くできていました。最後の最後にヘビ女が助けるところもいいですし、ジョサが喋れないため、どういう気持ちで社長に抱かれたのかわからないのもいいですね。

「美しき従姉妹 背徳のセックス」の監督、出演者情報

本作であふれる才能を披露した監督は、Roe Pajemnaさんです。彼はミュージックビデオの監督を長くつとめ、本作からセクシー映画の監督に転向したようです。その後はずっとセクシー映画を撮りまくり、わずか3年で20本ちかくのセクシー映画を撮っています。従姉妹を演じた2人は、まだデビューしたばかりの若い女優さんです。2人とも今までのところセクシー映画専門でキャリアを積み重ねているようです。

「美しき従姉妹 背徳のセックス」の作品情報

オリジナルタイトル:Punit na langit

公開年 2023年

監督 Roe Pajemna

主なキャスト Tiffany Grey(秘愛 覗かれた情事

Apple Dy

Aerol Carmelo

視聴可能メディア U-NEXT、Hulu(レンタル)(日本語字幕)

「美しき従姉妹 背徳のセックス」のトレイラー

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