「教員の最低給与を月額5万ペソに定める法案を提出」に対するフィリピン人の反応

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またもトンデモないニュースが飛び込んできました。ACT教員党所属のアントニオ・ティニオ議員とカバターン党所属のルネ・コ議員が、教員の最低給与を最低月額5万ペソ(12.5万円)に定める法案を提出しました。フィリピン人の平均月収が5万円弱(下のリンク参照)ですから、学校の先生の給料を12.5万円にするというのはトンデモないレベルですね。タイの教員が、月額12万円くらいじゃないかと思います。まあ、ACT教員党というのが、名前からして教員族議員という感じですので、支持母体向けに法案を出しただけという可能性が高いですね。このニュースに対するフィリピン人の反応をご紹介します。

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フィリピン人の反応

給与の増額とは別に、医療、教育、軍事防衛などの公共サービス部門の従事者の給与は非課税、または少なくとも合理的な割合の控除を受ける方が良いでしょう。

給料を上げる代わりに教室数を増やしたらどうですか😆😆 見て。1教室30~50人ですが、2教室はシフト制なので、1日あたり合計60~100人の生徒がいます。

そうです!!! これは公立学校の教師にとって当然の措置です。初任給5万ペソは、彼らの勤勉さと献身を称えるだけでなく、国際基準に見合った報酬体系を構築し、特に新しく免許を取得した教師たちがフィリピンに留まり、働き続けることを奨励するでしょう。(書類手続きも軽減されます。学校は、現在利用可能な技術の進歩を反映させる必要があります。他国に比べてはるかに遅れているからです。)より良い支援があれば、教師たちは未来のヒーローである生徒たちに質の高い教育を提供することに、より集中することができます。この情報化時代において、生徒たちの世代は大きく変化しています。より力強い未来は、力強い教育者から始まります!私たちはまだ希望を持っています!👊👊👊

教師の給与を上げることには問題ありませんが、親として私が望むのは、我が子が教師から適切な知識、知恵、技能を得られるよう保証することです。

彼らはそれに値します。子供たちを専門家に育てる人材であり、国の貴重な財産です…看護師も同じです。そうでなければ彼らはもっと高い給料を求めて国を去るでしょう❤️

なるほど、それはいい話ですが、漠然としています。追加の予算はどこから捻出されるのでしょうか?もちろん、他の従業員の給料からでしょう。では、補助金は廃止しないのですか?3万5千ドルから4万ドルならいいかもしれませんが、廃止してください。私たち従業員やビジネスマンこそが、この国全体を支えようと奮闘している人たちなのです。それから、まずは教育制度の改善を望みます。若者に対する政策と規律を強化してください。

そうあるべきです。なぜなら、今の子どもたちはとても権利意識が強く、親たちもとても寛容なので、子どもたちはそれに値するからです。

ありがとうございます!医療従事者の方々も優先的に支援してもらえると嬉しいです!

それはいいですね!教師たちがより良い給料を求めて転職したり海外に移住したりすることがないように。少なくとも、この待遇は教師たちを引き留めるのに十分なものになるでしょう。

私立学校の授業料は、公立学校と同等の給与を教員に支払えるよう値上げされるだろう。そうでなければ、公立学校に支払われることになるだろう。

何度かの議論と解決策を経て、15年後には可能になると思うので、私は動揺しません。😅 公立学校の教師の給料が以前は14Kだったのに、今は初任給が2倍になっているのと同じです。

1日あたり最低2,000ペソ、非課税、HMO加入、配偶者と子供をカバー。教師1年目の初任給としては十分です😁…HMOなしで課税対象額50,000ペソ?いや、無理です

各教室にも教員を配置しましょう。日本のような国では、ほとんどの学校では1教室に2~3人の教員が配置されています。各教員には補助教員がいます。私は日本の学校で教えていますが、私が配属されたほとんどの学校では、教員の負担を軽減するために補助教員と技術教員のみを配置しています。こうすることで、教員は生徒により集中することができます。

公立学校の教師の給与を引き上げすぎると、私立学校に良い影響はありません。提案された法案の結果を研究してください。来たる大統領選挙の政治的議題に結びつかないことを願っています😀

一方、私たちの医療従事者は、

夢ですね!教室の数を増やし、生徒と教師の比率を25対1にするのが理想的だと思います。

良い動きですね…これが承認されることを強く願っています…長年の給与問題に終止符が打たれるでしょう。これは、良きガバナンスだけでなく、罪悪感を抱くことなく若い世代を教えるすべての教師の価値を高めることにも繋がります。

それは素晴らしいですね!でも、先生方が生徒の指導に集中できるよう、事務作業や余計な作業も減らしてほしいですね。

クラスあたり 30 人の生徒の方が管理しやすく、指導も効果的です。

私立学校の教師を考慮したバランスをとることはさらに困難になるだろう。

考えられるデメリットとしては、私立教師が公立学校に応募し、小規模私立学校が教師不足により閉校する可能性があることが挙げられます。

教師一人一人の費用を負担するよりも良いのでしょうか?

これは本当か嘘か、どちらでしょう。増額分の予算はどこから出るのでしょうか?

どうか実現させてください。先生方のために、そして若い世代の未来のために🙏🏻。彼らを優先し、未来を優先してください!

これは以前、当時の上院議員ラウル・ロコ氏によって提案されたもので、ずっと前に実行されるべきでした。

政府側では、各部門でバランスを取っているため、その給与を承認するのは非常に困難です。

はい、50,000 ペソ以上が初級レベルであれば、多くの人が再び教師として戻ってきます 😉

すでに給与計算に載っている場合のみ信じます。

まとめ

以外にも素直に喜んでいるコメントがほとんどでした。上のコメントでもありましたが、最近1万4000ペソが、2倍になったばかりだというのに、5万ペソはさすがに無理があるのでは?とか、他の職種とのバランスは?そもそも、まだ午前と午後2部制でやっている地域もあるのだから、給与アップが先ではないのでは?というコメントも多くはありませんでした。また、おそらく少数政党だと思うのですが、「与党じゃないから無責任なことを言って・・・」というコメントもなく、むしろ今度の大統領選の公約になったらどうしようと心配する声もありました。日本と政治システムがだいぶ違いそうですね。フィリピンに限らず、一般的に途上国では教員の給与は、他の職種よりも恵まれていることが多いので、また多少引き上げられる可能性はありそうですね。

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