北斗の拳的な世界で闘う男たち「ストリートファイター 2050」

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フィリピン映画で、こんなジャンルの映画があるんですね。冒頭から北斗の拳の悪漢のようなやつらがバギーに乗って「ヒャッハー」してます。そんな荒廃した2050年のロサンゼルスで、兄を殺した犯人を見つけるため、地下闘技場で、ストリートで闘う主人公の物語です。娯楽に全振りした映画ですから、登場人物が飲み食いしたり、話をする場所もストリップ劇場で、登場する女性はすべて脱ぎます。主人公はアメリカの俳優、登場人物にフィリピン風の人がおらず、全員が英語を喋りますが、フィリピンでフィリピン人の監督によって制作されたフィリピン映画です。日本語タイトルは「ストリートファイター」となっていますが、ゲームとは関係はありません。1989年にフィリピンでアメリカ人監督によって制作された「Bloodfist」のリメイクだそうです。そちらはチラッと見ましたが、「ベスト・キッド」的な映画みたいです。荒廃した都市みたいな設定はありませんでした。

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「ストリートファイター 2050」のストーリー

映画のオープニングはかなりいいです。北斗の拳に出てきそうな悪漢たちがバギーに乗って疾走しています。そこに現れたのが、主人公の乗る昔のアメ車のような車。ボタンを押すとジェットエンジンが点火し、砂漠を疾走します。これって、フィリピンのどこで撮影したのでしょうか?

作品の舞台は2050年のロサンゼルスです。悪漢がゲート内に街を作っており、武装警察との戦いも描かれています。一応、警察は機能しているようです。ゲートの中には闘技場があり、賭け格闘技が行われています。そこで、1人の男がチャンピョンに勝利し、新チャンピョンになるのですが、その夜何者かに殺されました。そこにやってきたのが、主人公(アレックス)です。彼は、殺された男の弟であり、兄を殺害した男を探しに来たのです。

アレックスは、さっそくガラの悪い男たちに襲撃されますが、逆に返り討ちにします。ここのアクションシーンもなかなか良い感じでした。その後、警察におもむき、事件のことを聞くのですが、この街は危険だからあきらめた方が良いと言われます。それでは納得できないアレックスに、警察も折れて、事件の現場に向かいます。そこで、アレックスは兄のジャケットを着た男を発見します。しかし、男には逃げられ、再び同じ悪漢たちに襲われます。再度、悪漢たちを撃退すると、警察官は「この街はよそ者が勝つことを嫌う。だから賭け格闘技の関係者の誰かが犯人だろう。しかし、やつらはよそ者には口を割らない。お前が大会に参加して内部に潜入してくれ。それに合わせて警察も捜査する」と提案します。

それから警察官の相棒と共に特訓のシーンの後、大会に参加します。けっこう個性的なファイターがたくさん参加するので、見ていて楽しいシーンです。また頻繁にストリップのシーンも挿入され、そのうちのひとりと、アレックスは恋仲にもなります。

(ネタバレ)アレックスと相棒は順調に、大会を勝ち続けるのですが、元チャンピョンであるカーンという男が、準決勝で警察官の相棒を殺害してしまいます。また、革ジャンの男を会場で発見。選手である自分は追えないので、警察官に追わせます。警察官は「やつの居場所は確認した。明日、金を握らせて犯人について問い詰めるから、今は試合に集中しよう」と言います。アレックスは、試合ではカーンを倒し、相棒をおもいながら女と酒を飲みます。

翌日、警察官と革ジャンの男の居場所を訪れるのですが、すでに男は殺されていました。途方に暮れていると、恋人となった女から新たな情報がもたらされます。「賭けのために試合を操作していたのは警察官であり、彼が指示に従わなかった男を殺した」と。逃げる警察官。追うアレックス。最後のバトルシーンは、ガン対格闘です。ワイヤーアクションなどもあり、ついにアレックスは、兄の仇である警察官を倒しました。闘技場を仕切る謎の男は、意外といいやつで、アレックスに優勝賞金と、兄の優勝賞金を渡します。アレックスは、その金を持って恋人となった女と街を出ます。彼の車は火を噴き砂漠を疾走します。

「ストリートファイター 2050」の監督、出演者情報

監督を務めたCirio H. Santiagoさんは、1955年に初監督作品を公開し、2007年まで監督を務めた、フィリピン映画界のレジェンド・オブ・レジェンドです。彼の作品はアメリカ映画に分類されていることも多いので、古い作品でもDVDレンタルで見ることができるものもあります。主役を務めたMatt Mullinsさんは、アメリカ人の俳優、格闘家です。高い身体能力を持ち、出演作に恵まれれば、もっと有名なアクション俳優になれただろうと言われているそうです。

「ストリートファイター 2050」の作品情報

オリジナルタイトル:Bloodfist 2050

公開年 2005年

監督 Cirio H. Santiago(お色気吸血鬼

主なキャスト Matt Mullins

Joe Sabatino

視聴可能メディア TSUTAYA DISCAS(日本語字幕)

「ストリートファイター 2050」のトレイラー

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