フィリピンの上沼恵美子が大暴れ「Ang babae sa septic tank 2: #ForeverIsNotEnough」

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本作は、フィリピンの上沼恵美子、Eugene Domingoさんのための映画で、彼女は自分の名前の役で出演しています。また、本作は、シリーズ物の第2作で、現在までのところ3作の映画と、7話のTVドラマが作成されています。他のシリーズ作品は、まだ見ておりませんが、おそらく同じような作風でしょう。とにかく、陽気で喋りまくり、派手好きで世俗的な欲望に忠実、若いイケメン男が好きな女優が、映画の撮影の際に引き起こす騒動を描いたものと思われます。本作では、若い監督が、自分の人生を投影した悲しいラブストーリーを撮ろうとするのですが、彼女の「提案」と異常な行動力によって、シーンが改変され、最初の脚本と全く異なる、派手なエンタメ作品になってしまうというコメディ作品です。タイトルの「Ang babae sa septic tank」は、「浄化槽の中の女」という意味です。最後のシーンで、汚物を運ぶトラックと接触し、汚物を顔に浴びていましたので、これが定番のオチなのでしょう。

(Photo cited from IMDb)

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「Ang babae sa septic tank 2: #ForeverIsNotEnough」のストーリー

「シーン○○」とナレーションが入り、中年の男女が重苦しい雰囲気でバギオを旅しています。ついに、女の方から別れ話がはじまり、男は泣きます。

場面変わって、若い男(レーニア)が、前のシーンで2人が語った台詞を、PCに書き込んでいます。彼は映画監督であり脚本家で、ベテラン女優(ウージーヌ)の復帰映画作品の監督をつとめることになっています。会社に出勤すると、プロデューサーが、レーニアらスタッフを引き連れて、ウージーヌとの打ち合わせと慰安旅行を兼ねて、SPAに行くこととなりました。

実際のウージーヌは、監督の頭の中で出演していた女とは全くことなり、とにかく陽気で、喋りまくりです。復帰作品に意欲的で、自分がいかに若さを維持していて、活力にあふれているかアピールします。

プロデューサーが脚本についてコメントを求めると、ウージーヌは、相手役の俳優が気に入らないと言います。相手役は、フィリピンでも名優の1人、Joel Torreさんで、年齢的にもウージーヌと釣り合っているのですが、「おじいさんに見える」と言って、観客が喜ぶ、若い俳優を起用しようと提案します。また、「離婚と言う重要な決断をするならば、親友に相談するはずだ」と言って、「親友はゲイがいい」と言って、有名なゲイ俳優と勝手に出演交渉を始めてしまいます。プロデューサーは、ウージーヌの提案の方に乗り気です。このあたりのやりとりは、文面だけ見ると、丁々発止のやりとりがあったように見えますが、実際は、みなさんSPAで様々な施術を受けながらなので、ゆるい雰囲気です。

陽気に楽器を奏でるシーンが追加され、服装も黒からピンクに変更。頭も派手なウィッグを被ることになりました。2人の長い沈黙のシーンは、ウージーヌが若い男を連れ込むシーンに改変、いつの間にか、中年男との話は、若い男とのラブストーリーに変わってしまい、別れを嫌がる男は、大泣きして、彼女に懇願するシーンになりました。この改変部分が本作のメインパートで面白いコメディです。

そして、最後の別れのシーンでは、夕日をバックにキスすることを提案します。さすがに、これでお別れというのに、キスはおかしいだろうと、若い監督は反発します。

(ネタバレ)また、監督が「これは自分の作品だ。自分のプライベートなことを描いたもので、商業的な成功は望んでいない」と言うと、「インディーズ映画は死んだ」と言い放ち、商業的な成功を求めない映画に存在価値はないとまで言い切ります。「誰が、250ペソ払って、大きなスクリーンで悲しい恋愛映画を見たいのか?」「あなたの結婚生活に問題があるなら、映画を撮るな、カウンセラーのところに行け」と言い放ちます。さすがに、監督が怒って席を立ちました。

結局、新しい監督のもとで映画の撮影が始まりました。ちなみに、この新しい映画監督役を演じたのは、Joyce Bernal監督です。彼女は、一時代を気づいた映画監督ですが、2018年を最後に映画を撮っていません。まだ、57歳。何をやっているのでしょうか? 映画を撮ってください!

映画の撮影は、なぜかウージーヌがカーチェイスを繰り広げ、悪漢から逃げるシーンから始まります。しかし、すぐに汚物を運ぶ車と接触し、タンクから噴き出した汚物まみれになったところで、エンディングです。

中盤、物語がどんどん陽気に、派手に改変されていくところが、本作のメインパートです。とにかく、ウージーヌの喋りが、陽気なパワーが凄すぎて圧倒されます。フィリピン人に愛されるのがわかりますね。コメディ映画は、外国人には笑えないものが多いですが、本作の笑いは、外国人にとっても楽しめるものだと思います。フィリピンの喜劇王、ヴァイス・ガンダさんよりも、日本人にとっては楽しめるコメディ女優さんだと思います。

「Ang babae sa septic tank 2: #ForeverIsNotEnough」の監督、出演者情報

本作の監督をつとめたMarlon Riveraさんは、多作とはいえない監督さんで、おそらく本シリーズ以外にヒットのない人だと思います。また、俳優として、他の監督さんの作品に出演することも多く、しかも端役ではない役を演じます。まさに冴えない男という風貌が味わい深いので、役者としても呼ばれることが多そうです。主役のEugene Domingoさんは、おそらく演じたというよりも、こういう人なのでしょう。ずっと喋り続ける、派手なことが好きなおばちゃんです。フィリピンでは「Comedy Star for All Seasons」と呼ばれています。それだけ、常に何かの作品に出続けているということでしょう。

「Ang babae sa septic tank 2: #ForeverIsNotEnough」の作品情報

オリジナルタイトル:Ang babae sa septic tank 2: #ForeverIsNotEnough

公開年 2016年

監督 Marlon Rivera

主なキャスト Eugene Domingo(Ten Little Mistresses)(悪キャラ養成アカデミー)(Big Night!

Kean Cipriano

Cai Cortez(English Only, Please)(Ang taba ko kasi

視聴可能メディア Bili Bili(英語字幕のみ)

「Ang babae sa septic tank 2: #ForeverIsNotEnough」のトレイラー

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