麻薬戦争の裏で暗躍する殺し屋の物語?「ミッドナイト・アサシンズ」

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邦題は「ミッドナイト・アサシンズ」となっていて、華麗な殺し屋の物語のような雰囲気、ジャケットもそんな感じですが、原題は「Neomanila」。ジャケット写真の綺麗なお姉さんは、50がらみのおばさんでした。しかし、50手前くらいにしては、そこそこ可愛くはあります。実際の内容は、スタイリッシュさなどは全くなく、ただひたすら殺し合いが続く話です。本作は、珍しく日本語吹き替えも入っていました。日本語版の宣伝文句や予告動画では、ドゥテルテの麻薬戦争との関係を示唆していますが、内容はあまり関係ないように思います。日本人が宣伝で勝手に手を加えたのではないでしょうか。

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「ミッドナイト・アサシンズ」のストーリー

本作についてはネタバレしないように書きたいと思います。主人公の1人、少年は薬中の兄を保釈するため少年ギャング集団で下っ端として働いています。しかし、女がらみでトラブルになり、危うく命を落としそうになったところを、殺し屋の女に助けられ、なぜか殺し屋の仕事を手伝うことになります。しかし、殺し屋の2人が何のためにどういう人を殺してまわっているかがイマイチよくわからりません。ボスというのはいったい誰なのか?殺し屋の男と女の関係は?なぜ、子供を仲間に引き入れて、訓練までするのか?何もわからないまま、ただ殺しの現場が続きます。最後の方に、女性の殺し屋の動機は、こういうことなのかなぁと思わせるところもあるのですが、しっかり説明されることはありませんでした。こういうスタイルの映画なのでしょう。いろんな殺しの現場を経験しながら、ラストのラスト、大きな転換へと進んでいくのでした。

「ミッドナイト・アサシンズ」の監督、出演者情報

監督は「アリサカ」を撮った人ですね。アリサカもそうでしたが、ひたすら殺し合いを撮るのを得意としている監督さんなのでしょうか?この監督さんは、フィリピン人として初めてNetflixオリジナル映画を撮った人だそうで、商業的にはかなり成功している人のようです。

作中に目立っていた女優さんは、公開当時48歳。妙に可愛く見えるときと、おばあさんみたいに見える時がある人ですね。マニラの薄汚れた雰囲気にあっていたと思います。彼女の女優としての全盛期の作品は、今となってはアクセスしずらいものがほとんどですが、年齢的にも、過去の作品一覧を見ても大女優なのだと思います。Star Cinema系の作品にもたくさん出ているので、そちらはフィリピンのストリーミングサイトで見ることができそうです。日本の3大メジャープラットフォームを見終えたら、そちらにチャレンジしていきましょう。

「ミッドナイト・アサシンズ」の作品情報

オリジナルタイトル:Neomanila

公開年 2017年

監督 Mikhail Red(アリサカ)(Block Z)(Nokuturo)(カトリックスクールの怪異)(デッド・キッズ

主なキャスト Timothy Castillo

Eula Valdez

Rocky Salumbides

視聴可能メディア U-NEXT、DMM TV、Lemino(見放題)(日本語字幕・日本語吹き替えあり

Amazon Prime Video、Rakuten TV(レンタル)

「ミッドナイト・アサシンズ」のトレイラー

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