映画

映画

フィリピン人の嫁さんをもらいに行く「恋するトマト」

おそらく、このブログに来てくださっている方にとって、非常に興味のあるテーマではないでしょうか?本作は、まさにフィリピン人の奥さんをもらいにフィリピンに行く中年の話です。2005年制作と、やや古い映画で、「昔は、日本人がフィリピンでこんな風に...
映画

フィリピンらしく暴力のエスカレートが止まらない「インモラル 復讐の餌食」

セクシーなタイトルが付けられて、パッケージもセクシーなフィリピン映画を見るときは、それなりに覚悟して見てくださいね。確かにエロいシーンはありますが、ほぼ100%酷いことが起こりますから。犠牲者が1人や2人で済めばいいですが、もっと大変なこと...
映画

ミス・インターナショナルの妻がいるのに少年に耽ってしまう「あの夏の欲望」

この映画の売りは何といってもミス・インターナショナルのKylie Verzosaが出演していることでしょう。しかも、彼女は癌で余命いくばくもないという状態です。夫婦で最後のときを過ごしています。しかし、あろうことか、この夫が仕事で知り合った...
映画

やはり一筋縄ではいかないフィリピン・エロタイトル映画「ターミナル 人妻の情事」

以前も他の映画のレビューで書いたのですが、フィリピンのエロタイトル映画は、本当に一筋縄ではいかないですね。本作品でも前半の流れを裏切るような展開が待ち受けています。そもそも、フィリピンのオリジナルタイトルは、「Pamasahe」です。「運賃...
映画

フィリピンの吸血鬼アスワングを扱った「ヴァンプ・ハンター」

本作は、フィリピンの土着伝承の吸血鬼アスワングをテーマにしたフィリピン・アメリカの合同映画でした。しかし、フィリピンで撮影されたシーンはなく、アスワングを扱ったことを除けば、監督がフィリピン系アメリカ人ということくらいしか、フィリピン要素は...
映画

山形ドキュメンタリー道場@東京でフィリピン映画を見てきました

本日(2025年6月13日)、渋谷のユーロスペースで山形ドキュメンタリー道場 in 東京の企画で上映されたフィリピン映画「海での最後の日々(Last Days at Sea)」を見てきました。上映のあとは、本作品を作ったVenice Ati...
映画

フィリピン映画の名作の1つ「普通の家族」

フィリピン映画愛好家の中でも、よく名作としてあげられるのが本作です。タイトルは「普通の家族」ですが、いくら主人公たちがストリートチルドレンだとしても、さすがにこれはフィリピンでも普通ではありません。ストリートで子供を産んで育てる若いカップル...
映画

フィリピンの独立記念日(6月12日)に読むべき書籍、マンガ

6月12日は、フィリピンの独立記念日です。そこで、なぜこの日が独立記念日になったのか、フィリピンの独立革命とは何だったのかについて、3人の人物、ホセ・リサール、アンドレス・ボニファシオ、エミリオ・アギナルドに焦点をあて振り返りたいと思います...
映画

フィリピンの独立記念日(6月12日)に見るべき映画

6月12日は、フィリピンの独立記念日です。なぜ6月12日が独立記念日なのか?そもそもその日にどこから独立したというのか?などについては、下のリンクからとべる別ページ「フィリピン独立記念日に読むべき書籍、マンガ」にまとめましたので、まずはそち...
映画

フィリピンの国民的英雄の生涯を知る「ホセ・リサール」

フィリピンの独立記念日にあわせて、ホセ・リサールの映画を見ました。3時間と長く、英語字幕のみ、まともなプラットフォームではないという悪条件で、かなり大変でした。正直、おすすめする気持ちは全くないのですが、フィリピン映画サイトの管理人として、...
映画

フィリピン版キル・ビル「美しき復讐者 欲望の罠」

フィリピン版のキル・ビルと言えば、もうすべてを説明できてしまう映画です。少しフィリピンらしいところと言えば、VIVAフィルムのお約束としてセクシー・シーンがまあまああること、相変わらず政治が腐敗していること、浮気や嫉妬感情が事件の発端になっ...
映画

フィリピンのアクション映画では人はほとんど死ぬ「ネバー・ダイ」

タイトルは「ネバー・ダイ」ですが、とにかく人が死にまくります。実際のフィリピンもハードなバイオレンス社会ですから、これがフィリピンらしいです。そもそも、フィリピン映画はラブロマンスとコメディ以外は、死ぬ人数が半端ない映画ばかりですからね。日...
映画

フィリピン版人魚伝説「濡れた人魚妻」

フィリピンは大小さまざまな大きさの島で成り立つ国で、海に囲まれているので、いくつものバージョンの人魚伝説を持っているのですが、たいていは良くないことが起こるというお話のようです。本作の主人公は、海底で発見されたので人魚でしょう。彼女が、島の...
映画

フィリピンのセクシータイトル映画には気を付けるべし「売られた女 セックスの代償」

私もフィリピン映画をそれなりに見てきましたが、タイトルを見て「これはエロそうだな」と思った映画で、タイトル通りの方向でエロかった映画はひとつも見たことがありません。確かに、いずれもセクシーシーンはあるのですが、必ず予想外の方向に展開していき...
映画

違法森林伐採、人身売買、政治腐敗などフィリピンの暗部を描く「ヴァージンフォレスト 愛欲の奴隷」

フィリピン映画に興味がある人は、フィリピンは暗部だらけだと既にご存じとは思いますが、本作はそうした典型的なフィリピンの暗部を1つの作品にまとめ上げたものという印象でした。監督は、フィリピン映画界の巨匠、邦題は相変わらずBrillante M...
映画

実際にあった事件を映画化「囚われ人 パラワン島観光客21人誘拐事件」

本作は、フィリピンで実際に起こった、イスラム系武装集団アブ・サヤフによる観光客誘拐事件をドキュメンタリー風に映画化したものです。監督は、フィリピン映画界の巨匠、Brillante Mendozaです。誘拐事件から人質を連れての逃避行は1年以...
映画

スラム街のドキュメンタリーのはずが、おばあちゃんの登場で予想外の展開へ「I AM NOT INVISIBLE」

おそらくは、フィリピンクオーターの監督が、フィリピン映画界の名作「インビジブル」にあやかって、日本にいるフィリピン人ではなく、フィリピンのスラムの人を取材すれば、それっぽいドキュメンタリー映画が撮れるんじゃないかという単純な発想から生まれた...
映画

アニメと実写の融合、フィリピンのアニメ映画監督の長編アニメ処女作「サリーを救え!」

アニメ映画「ニャンてこと!」についての記事にも書いたのですが、おそらく、フィリピンには、商業的なアニメ映画として、「Adarna: The Mythical Bird」「Urduja」「Dayo」「RPG Metanoia」「サリーを救え!...
映画

日本で撮影されたフィリピン映画7本を紹介

最近は、国際共同作品も多く、何をもってフィリピン映画とするのか、何をもって日本で撮影されたとするのか曖昧ではありますが、ここでは「監督を中心にフィリピン人スタッフによって撮影された」、「ほとんどのシーンが日本で撮影された」映画を扱いたいと思...
映画

北海道で撮影されたフィリピン映画「キタキタ」

本作は、北海道で撮影されたフィリピン映画で、全世界で3億2000万ペソ(8億円)の共興収入をあげ、フィリピンのインディーズ映画としては歴代最高記録となりました。フィリピンの歴代共興収入の1位「ハロー、ラブ、アゲイン」は16億ペソと圧倒的なの...