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スクープ狙いのTVレポーターが呪いをかけられてしまう「Untold」

本作は、フィリピンが得意とする呪いをテーマにしたホラー映画です。主人公は大きなスクープを上げた人気TVレポーターなのですが、どうやら何者か呪いをかけられてしまいました。当初は、理由もわからなかったのですが、やがて、スクープにまつわる隠し事(...
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植民地化されなかった架空のフィリピンを描く超大作「The Kingdom」

これは面白い大作映画作品でした。スペイン・アメリカに植民地されず、固有の王朝を発展させたカラヤアン(フィリピン)の王位継承問題を描きます。非常に衣装や小道具がよくできており、確かに固有の王朝文化があれば、こんな風になるかもしれないという感じ...
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実話をもとにした作品、フィリピンの蟹工船「Tumbang preso」

フィリピンのニュースを毎日読んでいる私としては、驚きはしないのですが、本作は人身売買によって連れて来られた缶詰工場で、監禁されながら働く少年少女の実話をベースにした作品です。フィリピンでは、今でも似たようなケースが、ときどき検挙されているの...
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おデブ男女による恋愛物語「Ang taba ko kasi」

太った女性が、一念発起してダイエットを始めるところから始まるので、ダイエットコメディかと思いましたが、後半はラブロマンスに変わっていきます。しかし、何かあるたびに「自分が太っているから受け入れられない」という思考に陥ってしまい、ポジティブな...
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ロースクール学生たちの青春と司法試験を描く「Bar Boys」

本作は、Metro Manila Film Festival 2025で見た「Bar Boys: After School」の前作です。私は何も知らずに続編から見てしまい、今回あとから前作を見ることとなりました。続編では、弁護士となった3人...
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ゴミ拾いの少年少女を主人公にしたセクシー映画「美しき妹 禁じられた快楽」 

これは、珍しいセクシー映画です。フィリピンのセクシー映画と言えば、富裕層の変態的な性愛を描くか、田舎を舞台にした男女のドロドロの愛憎関係を描くかのどちらかが圧倒的ですが、本作は、驚くべきことに、ゴミ拾いをしている少年少女を主人公にしています...
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伝説的な映画「奇跡の女」をミュージカル化「A Miracle」

本作はフィリピン映画史上最大の傑作とも言われる「奇跡の女/Himala」のミュージカル映画です。ミュージカル映画というものが、ほぼ日本にはないジャンルなのですが、歌と踊りが好きなフィリピンでは、しばしば名作がミュージカル映画化されます。内容...
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エリック・マッティ監督による小作品4本のオムニバス「Rabid」

どういうことなのか、フィリピン映画に非常に多いのがオムニバス形式の作品です。日本映画や西洋の映画でオムニバス形式の映画というと、近年の作品ではちょっと思いつきませんが、なぜかフィリピンには異常に多く、本作は人気映画監督のエリック・マッティさ...
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2025年マニラ映画祭(Metro Manila Film Festival)で上映された8作品を紹介

フィリピンでは、毎年クリスマスの後から年明けにかけて、国内の有望作品を集めたマニラ映画祭(Metro Manila Film Festival)を行っています。これが非常に歴史のあるイベントで、2025年で第51回目でした。日本以外のアジア...
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若者たちのラップバトルの状況を見てみよう「Respeto」

本作はフィリピン滞在中にNetflixにアクセスし、タブレットにダウンロードして帰りの飛行機の中で見た作品です。Metro Manila Film Festivalのために、フィリピンに行って3日で8本の映画を見たあと、2本のフィリピン映画...
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昔のサイレント映画を修復するとトンデモないことがわかってしまう「Posthouse」

本作は2025年大阪アジアン映画祭で上映された2本のフィリピン映画の1本です。私は大阪まで見に行かなかったので、本作を見ることができていなかったのですが、Metro Manila Film Festivalのためフィリピンに行った際、フィリ...
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軽度知的障害者の結婚を描く「I’mPerfect」

本作は、2025年のMetro Manila Film Festivalで見た8本目、つまり最後に見た作品です。また、Metro Manila Film Festivalでは、3日目に3位までの入賞作品を選考しますが、本作がグランプリに選ば...
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突然インターネットが繋がらなくなった世界の群像劇「ReKonek」

本作は、2025年のMetro Manila Film Festivalで見た7本目の作品です。フィリピンには良くある作風で、特にストーリーはなく、ある状況下での6組くらいの人々様子を描き、最後に少しだけ関りがあることがわかる作品です。あん...
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フィリピンの結婚取り消し制度(アナルメント)を描く「Unmarry」

本作は、2025年のMetro Manila Film Festivalで見た6本目の作品です。ご存じの方も多いと思いますが、フィリピンはカソリックの影響を強く受けており、離婚という概念さえありません。こういう国は、現在バチカンと、フィリピ...
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若い女性が自分の良いところも悪いところも受け止めて欲しい「Love You So Bad」

本作は、2025年のMetro Manila Film Festivalで見た5本目の映画です。タイトルとポスターからわかるように、ラブロマンスで、私にとっては最も苦手なジャンルです。監督をつとめるのは、ラブロマンスを撮る達人、Mae Cr...
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弁護士と法学部学生たちの人生いろいろ「Bar Boys: After School」

本作は、2025年のMetro Manila Film Festivalで見た4本目の映画です。こちらのポスターでは、タイトルが「Bar Boys 2」となっていて、4人の男たちの写真のデザインだったので、バーで働く男たちの話なのかな? 雰...
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ホラー映画3本オムニバス「Shake, Rattle & Roll: Evil Origins」

本作は、2025年のMetro Manila Film Festivalで見た3本目の作品です。「Shake, Rattle & Roll」というタイトルは、1984年に始まったホラー映画のシリーズ作品で、本作は17本目の作品です。とは言え...
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首都警察と地方警察の権力争いにより、警察官としての矜持が失われていく「Manila’s Finest」

本作は、2025年のMetro Manila Film Festivalで見た2本目の映画です。私はタイトルの「Finest」を「矜持」と訳しましたが、まさに誇りをもって働いていた警察官たちが、首都警察との権力争いに敗れて、ひとりまたひとり...
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ヴァイス・ガンダ映画のおそらく最高傑作「Call Me Mother」

本日からマニラでMetro Manila Film Festivalを見ています。今年は8本が選ばれており、私は3日間で8本全部見て帰る予定です。その記念すべき1作目にチョイスしたのが本作です。フィリピンを代表する俳優のヴァイス・ガンダさん...
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新任刑務官は犯罪者を世に解き放つことを阻止しようとするのだが…「Green Bones」

本作は新人刑務官が、殺人犯が満期で釈放(あるいは仮釈放)されるのを何としても阻止しようという個人的なモラルから始まり、様々な事実が明るみになりどんでん返しが起こり、最後は人間賛歌になるという大作的な作品です。とは言え、どんでん返しで明らかに...